今年度の勝山高等学校大同窓会は、第21回目を迎え、勝山ニューホテルで開催されました。今回の実行委員長を兼ねています水上勝山市副市長をはじめ、田中県議会議員、梅田教育長他、多くの来賓の方々にご臨席を賜り、厚くお礼申し上げます。また、参加していただいた卒業生の皆様、誠にありがとうございました。
さて、勝高大同窓会は、これまでの運営体制の課題を整理する中で、昨年第20回を開催したことや、今年度新年号を迎えるという節目に当たり、実行委員会体制、実施方法の見直しが行われました。その結果、今回から大同窓会実行委員会の担当年齢を5才引き上げ、40歳、50歳、60歳、70歳を前年度に迎えた学年の理事・委員が担う事となりました。また、委員の負担を軽減するために、会場をホテルに設定し、アトラクション、抽選会を止め、懇談の時間を大幅に取り入れることで、同窓会本来の旧交の場を大いに温める場として衣替えを図ることとしました。担当年齢の変更による委員の戸惑いや、実施方法変更による参加会費の大幅な引き上げで、今回の参加者は例年と比べて極端に減るのではないかと大変心配していましたが、当日は会員、来賓、恩師の先生方を含め93名の出席があり、関係者一同安堵いたしました。
さて、懇親会の様子ですが、懇談の時間を増やしたことで再会した同級生との懐かしい昔話や近況をじっくりと語り合うことができたこと、会場内のテーブルと椅子の配置関係が参加人数の関係で程よくバランスが取れており、ゆったりとした空間と雰囲気の中で時間が心地よく流れていくように感じました。また、時間的余裕から食事の時間も十分にとれたことに加え、会場をホテルに設定し、料理をビュッフェ形式にしたことで、美味しくて好みの料理を十分に味わう事ができたのではないかと思います。
そして、恩師の先生方は、昭和52年卒の担任であった藤原郁有様、前田義照様、山下秀夫様、昭和62年卒の担任であった天野義廣様4名の出席をいただきました。先生方に登壇していただき、元気な姿を拝見する事が出来ました。このように恩師の先生方に一同にお逢い出来る機会は他に無く、大同窓会でしか経験出来ません。また、会場が一番盛り上がった(実際は唖然とした)のは、司会者の無茶ぶり(?)に乗って、天野義廣様が即興で軽快なブレイクダンスを披露されたことです。噂には聞いていましたが、場を盛り上げていただき誠にありがとうございました。
最後に恒例の校歌斉唱を全員で大合唱し、出口勝高同窓会東京支部長の熱のこもった挨拶と力強い万歳三唱で締めとなり、会場が大いに盛り上がるなかで終了となりました。このように記念すべき令和最初の大同窓会を無事終える事が出来ました。これも木下同窓会会長をはじめ同窓会役員、勝山高校関係者、実行委員を引き受けていただいた60歳の同級生、40歳、50歳、70歳の委員の皆様のお力添えのおかげです。最初は不安だらけでしたが、懐かしい先生方と懇談ができ、同級生と数十年ぶりの再会があったり、同年代以外の会員の方と懇親を深めることが出来たりなど、節目の年齢、新時代の節目の年に一生記憶に残る貴重な経験をさせていただいたと思っております。この機会を与えていただき、また協力をいただきました皆様にこの場をお借りして改めて深く感謝申し上げます。
実行委員長 上出 康弘(第29回 昭和52年卒)